その中でとても印象的な言葉があった。
「小我を捨てて、大我に生きる」
お釈迦様の言葉。
この講座の中では、
自己中心的な小さな我(エゴ)を捨てて、
人のために、社会のために働きなさいということを言っていた。
占星術家はこれを当然のこととしてできないといけない仕事だ。
でも、そうはいっても、毎日瞑想をしていても
すぐに小我にまみれてしまう。
でも、瞑想して心がすっきりしているといつも思う。
心が浄化されて一時的にでもエゴが少なくなり、
心が満たされ、平安のさなかにいると
お金とか、地位とか名誉とか、
エゴを満たそうとする欲望なんてどうでもよくなる。
むしろ、それを欲しいと思っている時の自分って
なんて満たされていなかったのだろうと思う。
人は本当に心が満たされている時、自らのためではなく、
人のために何かしたいと思うし、
人のために何かすることが喜びと自分自身の幸せに変わる。
無私の心なんて、小我に生きている時はただの偽善に思えるけど
大我の中にいる時、それは偽善でも何でもない。
自分のエゴを満たす時、人は刹那的な幸せを感じる。
そして、いつも人は一瞬の幸せを追い求める。
エゴを捨てた時、人はエゴを満たすより遥かに大きな喜びと幸せを得る。
小我と大我を行ったり来たりする日々、
日々瞑想をして、大我の中で生きられる人間に成長していこうと思う。
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